自分のおかれた環境が自分のせいじゃなかったとしても、人生はどんどん消化されていくし、歳はとる。
思春期から20代前半の頃苦しくて苦しい時本を読み漁っていたのだけれど、本は知らない世界を教えてくれた。知らない世界を知らないことを教えてくれた。自分の置かれた状況がなんなのか、うまくいかないのはなぜなのか、、、
全部が全部答えがのっているわけでは勿論ないし、中身のない本の方が多い事もある。そんな中私が、おお、こういうことなのかぁってある程度納得して次に進めるような気分になった本がいくつかあるので独断と偏見でのっけていくです。読んでも解決はしない。けど、知ることができる。それが一歩な気がするのです。
まずはあれ?うちの親子関係って普通じゃないの?という気付きをくれた斎藤学さんの本です。
これは衝撃だった👇
インナーマザー ~あなたを責めつづける心の中の「お母さん」~ (だいわ文庫)
今は比較的普通に使われるようになった『毒親』という言葉を知った。最近はライトに使われるけれど、当時この言葉を知った私はストンとした。もちろん、そんな事、思っちゃいけないって思いも強かったけれど・・・
まずは知る、という所からという事です。
知る、という意味ではトリイ・ヘイデンさんの本も読み漁りました。『愛されない子』や『よその子』は虐待や機能不全家族をよく描いていると思う。たしかどちらかにアイススケーターで摂食障害の子の話もあって段々拒食にはまっていく様子が淡々とかかれていたはず。
ちょっとわかってきたような気がした時期に養老孟司さんの講演会に行ってとても影響を受けました。
今の私が最後の最後に感情論ではなく、数字に頼るのは養老孟司さんの影響でもあります。
バカの壁 (新潮新書)誰もが知っているベストセラーですね。他にも読んだけれど、題名が思い出せない。
そんなこんなでちょっと人間上手になってきた私が次にぶち当たったのが、恋愛です。(その前に無表情を治そうとマックでバイトして荒療治をしましたが)これ、まぁ永遠のテーマでもあるんでしょうけれど、本当に、両親がラブラブな所もみて育っていないので(あ、関係はよかったんだろうけれど、仕事上殆ど父は家にいませんでしたし、ふたりとも昔の人間で子供の前ではシレッとしていたので)
なにがなにやらどうしたらいいものなのやら、人の気持ちもわからず失敗しかしていませんでした。男性と付き合うなら結婚を前提にしろと言われて育ったらどんな恋愛経験不足の重たい人間ができあがるかわかるかな?(^o^)?
はい。重たいので私を好きになる人間も全く鏡でそんな人しかおりませんで、ストーカー系とか、モラハラ系とか・・・もうね、、、いや最初は皆良い人よ?そしてどうみてもダメなんだろうに、上辺の言葉ばかり信じてしくじり続けていたし、自己評価低いからどこかでこのくらいが私にはちょうどいいんだ的なやばさもありましてですね。。。
まずはこれ、男は火星、女は金星からやってきたからわかりあえなくて当然的なところから話がはじまり、そもそも人との距離のとり方を知らなかった私には衝撃だったのであります。
ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた (知的生きかた文庫)
ベスト・パートナーになるために (知的生きかた文庫) [ ジョン・グレー ]
これは男女共に読んだほうがいいし、現在進行系で夫婦問題にもやもやしている方にもオススメです。あまりにベストセラーなんですが、やっぱり価値があります。大島渚さんが訳しているっているのも興味深いところですね。
そして真面目な本が続いた後になんなのですが・・・
これはほんと、紹介していいものか迷ったのですが・・・
とにかく男性にみせてはいけない本なのです。
ゴマブッ子さんですね。はい。
【お気は確か?】
これね、恋に溺れてわけがわからなくなっている女性におすすめです。ほんと、ゴマブッ子は冷静にさせてくれるから!!でもね、でもね、絶対に、大切なことだからもう一度言うんだけれど
とにかく男性にはみせてはいけない本
だからね。購入した際には思春期男子のエロ本の如く隠し通す事をオススメいたします。
というわけで私の人生において思春期病んでる編から恋愛しくじりしかない編で助けられた書籍のオススメを並べてみました。前半重たいから後半はみんなが好んでくださるであろう恋愛ものにしてみたよ。しくじり話なんてもう思い出したくもないから顔真っ赤にしながらかいたんだからね!
hidemi